【日本茶の骨董品】は、よく飲まれている緑茶それとも抹茶?

 

 

1 読者の悩み

・そもそもお茶って何?

・お茶の歴史は?

・人の体への効果ってあるの?

 

2 本記事の内容

(1)ツバキ科のお茶を一般的にお茶と呼んでいます。

(2)日本茶は昔、中国からはいってきました。

(3)薬効成分や漢方薬的な効能もあります。

3 結果の根拠

お茶は昔から愛飲していて、一般的になまれているお茶は飲んでいると持しています。

4 読者の行動

茶店で紅茶を飲んだり、お茶会したり。

 

*(1)ツバキ科のお茶を一般的にお茶と呼んでいます。

一般的に知られているお茶は、ツバキ科のカメリアンネンシスというもので、麦茶だとかどくだみ茶、柿の葉茶、ルイボスティーなどは、先に述べましたカメリアネンシスと呼ばれ総称はお茶ではありません。お茶での正式名でいうと、緑茶・ウーロン茶・紅茶の3種類があります。麦茶なんかはみなさんもよく飲まれていますよね?ビックリです。しかし、緑茶は健在で、日本でもお茶の産地でたくさん栽培されています。茶葉はすべて一緒で、種々のお茶の葉を作る工程(発酵)で、種別化されています。ひとくちに発酵といっても難しいですよね?それは、葉の中にある酵素と空気中の酸素が結び付き葉の中のカテキン葉緑素の変化を促します。これを発酵といいます。

さて、発酵を促されたお茶は、緑茶・ウーロン茶・紅茶に分けられますが、その味や香りはというと、緑茶はうまみを感じ、紅茶はさっぱりとした渋みがあり、ウーロン茶と紅茶は、花のような香りがします。<いや、しましたデス。ハイ。>個人の感想です。

お茶はだれでも老若男女問わず飲む飲料です。前述したことを知ったうえで飲むお茶もまた違ったお茶会になるのでは?

 

*(2)日本茶は昔、中国からはいってきました。

お茶は、発祥の地である中国で飲まれていました。紀元前2700ごろでは、神農は野草やお茶の葉を食べていたとされます。このころの日本はまだ弥生時代のころで、日本で実際に飲まれだしたのは漢の時代で、体にいいとされ上流階級の嗜好品として飲まれていたようです。日本へ渡来してきたのは、最澄空海の生きた時で、奈良、平安時代といったところです。日本で最初に飲まれたのは、嵯峨天皇に奉ったのが始まりだとか。わが国でも最初はお茶も貴重品だったのですね。

 

庶民に飲まれだしたのは、宇治製法が世に広まった大正~昭和にかけてです。宇治製法は永谷園の創業者10代目永谷嘉男さんの祖先の永谷宗円さんがあみ出した手法でもあり

、その宗円さんが作った煎茶を売りだし、今では海苔のブランドで有名な、上から読んでも山本山、下から読んでも山本山の、あの創業者山本嘉兵衛さんという方だったのです。

お茶つくりは、最初は士族が集団茶園を作り、次第に一般農家へと継承していきました。今日では、静岡県がお茶栽培の盛んな産地として有名ですよね?

わが国日本でのお茶の歴史は、そう古くはないのですが、祖国中国では 3000年も前に飲まれていたお茶、大国の歴史は古いですね?

*(3)薬効成分や漢方薬的な効能もあります。 

たくさんあるお茶の中でも抹茶は栄養分が最も高く、茶カテキン、カフェイン、テアニン、ルテインなどで、次に煎茶、番茶などがあり、特にお伝えしたいのはテアニンで脳の興奮を抑えるリラックス効果、ストレス軽減効果、そして集中力を高める効果

などがあります。お茶にはカフェインが入っていますが、テアニンによって興奮作用を抑えています。

カテキンは、漢方薬的な効果もあり、すごい効果が期待できます。

1:抗酸化作用(老化の原因である活性酸素を抑える)。

2:抗突然変異(遺伝の傷害を抑えたり、傷ついた遺伝子を修復する)。

3:抗がん作用(がんの発生を予防したり、がんの増殖を抑える)。

4:血圧上昇抑制

5:肥満予防効果(食品の炭水化物がブドウ糖に分解するのを防げる)。

6:コレステロールの上昇抑制(悪玉コレステロールの上昇を抑え、善玉コレステロールを増加させる)。

7:抗菌、抗ウイルス効果(細菌類の発育を阻害、殺菌しウイルスの増殖を抑え排出を促す)。

8:虫歯の予防、口臭予防(殺菌作用により、虫歯菌の増殖を抑え、虫歯、口臭を抑える)。

9:腸内環境の改善(悪玉菌を抑え、善玉菌を増やす)。

10:抗アレルギー(消臭など、花粉症などのアレルギー予防)。

があります。カテキンだけでこれだけ多くの効果が期待できます。カテキン効果を期待できるお茶は、今ではコンビニでも簡単に手に入ります。

若いうちから健康維持に気おつけ、年を取ってから慌てないようにしたいものですね?

 

                《まとめ》

お茶は昔から特に日本人には親しまれていますよね?世界の中でも指折り数えるお茶の産出国です。その中にいる私たちはより恵まれているといえるでしょう。幼いころから愛飲しているお茶、年をとるごとに気を使って飲むこともお勧めします。コーヒーばかりではなく、日本茶で一日を締めるのも案外いいものではないでしょうか?