みそ汁の味はこれで決まり!【昆布だしとカツオ節のきいた出汁】。

読者の悩み

 

 

1)・みそ汁に入れるだしは、この2種類だけ?

  ・だしを飲んで、体に影響はないの?

  ・一般家庭で使われている代表的なだしは何? 

2)本記事の内容

  1 いりこだしやマグロだしなど、美味しいだしがあります。

  2 日本そばやうどん、そのほかによく使われます。                   

  3 アメリカやEU諸国でも禁止されてるだしの素もあります。

3)結果の根拠

 わたくしも日本人、みそ汁大好きです。自称、アサリやシジミのだしのきいたおつゆ

 を好みます。

4)読者の行動

 朝、アツアツの白ご飯に、できたてのみそ汁をおいしくいただく。

 

1 いりこだしやマグロだしなど、おいしいだしがあります。

だしといえば、特には昆布とカツオをよく耳にしますが、ほかに小魚を削ったいりこ節

やあの大魚のマグロ節、サバ節それに貝類がありますが、それぞれを2つ以上組み合わせると相乗効果を発揮し、うまみ成分(後にご説明します)がなんと約8倍にもなります。このうまみ成分なるもの、基本味として甘味、酸味、塩味、苦味、旨味といい、この旨味というにはおよそ100年の歴史があり、しかも日本人が発見し、海外でもローマ字表記されumamiという名で知られています。

そこで、この旨味、植物性の持つグルタミン酸という成分を持つ昆布、動物性の成分を持つカツオ節のイノシン酸を組み合わせたり、グルタミン酸の昆布とあと1つ動物性の何かを組み合わせるものが多いです。例えば、昆布とマグロ節、昆布といりこ節、それに昆布とサバ節の組み合わせなどがあり、イノシン成分と同じ成分を持つグアニル酸の干しシイタケがあり、こちらは精進料理によく使われたりもします。

ご家庭で使われるだしの中で、いりこ節や煮干しの入った粉末のだしパックや顆粒系のだし、それから液体の白だしなどが売られています。粉末出しは5分ほどで煮立たせれば手早くだしを摂ることができ、顆粒系のだしは、ほんのりとした甘味が多く、旨味に近いと感じられ、本物のだしと思われるほどの味わいが得られます。また液体だしはうどん出しやおでん出しなどに使え、醬油ベースの味になっています。なのでいりこだしやマグロだしといっただしは、先に述べた日本食によく使われ吞兵衛たちの舌を唸らせているのではないでしょうか?

 

2 日本そばやうどん、そのほかによく使われます。

日本では古くからそばやうどんが食され、そのほとんどはだしが主たる味付けになっていて、主に煮干しから摂るだしとカツオ節から摂るだしがあります。しかしこれ以外にも結構幅広く料理のわき役としても使われています。冬場にはよくお伝んにも使われますよね?だしはやっぱり市販で売られているものが多く使われていると思われますが、

中々自分で摂っただしにはかなわないようにも思われます。ここで、料理人は合わせだしではなく鶏がらスープなるものを使い小技を効かせたりもします。でも、やはり自分で摂っただしが1番!料理人にはある意味味付けはかないませんが、それでもだし摂りはご家庭で!あと夏ですと、冷やし中華なんかがありますよね?冷麵のたれのたれに使います。だしは料理の味付けに万能な役割をします。その良し悪しを決定ずける重要な調味料として役割を発揮します。

その意味においても、いろんなだしの摂り方を知っておくとよいでしょう。旦那様やお子様にいつまでも親しまれるご家庭でおいしいだしを!

 

3 アメリカやEU諸国で禁止されているだしの素もあります。ここではご家庭でよく使われているだしの素の裏側をご紹介します。だしの素は日常料理をするうえで、便利な調味料であり、味付けも簡単で日々愛用されている食材でもあります。しかしその裏で危険な化学物質が潜んでいるのをご存じでしょうか?その中にどんな有害添加物が入っているのか?危険性があるのか?そのようなだしの素も少なくありません。

多くのだしの素の中には、化学調味料や保存料が含まれている場合があり、長期間使用すると体への悪影響が懸念されます。今日では世界各国、いろんな国々でそのだしの素の危険性を疑い、法律上で使用を禁止しているところもあります。その中でもアメリカでは、1940年に、中華料理症候群という病気が発生し、頭痛や吐き気、灼熱感などの症状を訴える人が続出したという事例があります。この事例となった症状となる成分は、L-グルタミン酸ナトリウムといい、アメリカではエキサイトトキシンとも呼ばれ、興奮毒と呼ばれています。

2つ目は、たん白加水分解物といわれ、天然の旨味調味料で、これも注意が必要で、製造過程で塩酸が発生し、クロロプロパノールという成分ができてしまいます。これには発がん性やアレルギーを発症してしまう恐れがあるといわれています。

ですから、だしのもの製品を選ぶ際には、その製品の裏に表記されている成分表を確認してから購入することを心がけましょう。選び方としては、1,無添加のだしの素を選択する。2,製品プロセスを確認する(製造プロセスにおいても科学的な添加物を選択する.)。このようにポイントをしっかりつけておけば、ご紹介した様々な病気から免れ、安心して使えるだしの素を確保できます。

だしの素ひとつで体を害する危険性から脱却する方法、手段を知っておくべきではないでしょうか?

 

                《まとめ》

   毎日おいしく食べている食材。それらにだしを入れて調理していく。そのうえで  

   の認識が、絶対必要なことは間違いなしです。今日ではコロナも一時流行し第5

   類になりましたが、人にとっての注意すべき病は食品においても一緒です。ご家

   庭であるいは会社でも、常に人を大切に思い、素敵な毎日を過ごしていけるよう

   、常日頃から気を付けていきたいものですね?